ダニとはどんな動物なの
知っているようで知らないダニ
ダニとはどんな動物、あるいは虫なのか、小さすぎて目視する機会もほとんどないですから、その実態は意外と知られていないのではないでしょうか?
ダニは微小な虫ということもあり、その実態は未だに解明されていない部分もありますが、ダニを退治するには自分の敵がどんなダニなのかをよく理解して退治する方が効率よく退治できると思います。
ダニの特徴
ダニは蛛形綱(しゅけいこう)ダニ目に属している節足動物でクモの仲間です。皆さんもご存じのとおり、小さいというよりとても微小な虫です。頭・胸部・腹部が一体になっており、クモの仲間とはいえ、体の形はクモとはかなりちがっています。
ダニは世界には2万種以上がいるといわれており、未だ発見されていない種類もたくさんいると考えられています。その住処も様々で、人間の住む家屋はもちろん、動物や植物の体表・内、土の中、それからちょっと想像できませんが、水中にも生息している種類までいます。
ダニの大きさと重さ
日本の家屋で発見されるダニの大きさは、小さいダニで体長0.1mmから大きいダニで1.0mmほどです。大きさが大きさなので重さもかなり軽くて、わずか数マイクログラムです。マイクログラムと聞いても、ほとんど使う単位ではないのでピンときませんが、埃ひとつが約1マイクログラムです。それからあまり想像したくはないですが、海外には1cmほどの大きさのダニもいるそうです。